ここではThunderbird 102.4.1のメールの並び順を変更する方法を解説します。
Thunderbirdをインストールしてない場合は「Thunderbirdのインストールと設定」を参照して下さい。
1.メール画面の解説
下図はメールを3個設定したThunderbirdの基本画面です。
①メニュエリア
メニュエリアを右クリックすると下記が表示されます。
■「メニューバー」に✓を付けます。
以上でメニュエリアにメニュが常時表示されるようになります。
■メニュの「表示→並び替え順序」を開いてください。
「送信日時」「昇順」「スレッド」に✓が付いていると思いますが、これが現在のフォルダの並び順です。
②メッセージ選択エリア
メッセージ選択エリアを右クリックすると下図の項目に✓が付いています。
これが「メッセージ選択エリア」に表示されている項目です。
項目 | 説明 |
スレッド※ | スレッド形式を切り替えるアイコンです。
このマークをクリックすると「非スレッド/スレッド」がトグルで変わります。 |
スター | スターマークを表示します。
このマークをクリックすると「スター付き」から先に表示されます。 |
添付※ | 添付ファイルの有無を表示します。
このマークをクリックすると「添付ファイル付きメール」を先に表示します。 |
既読 | 未読メールはサブジェクトが太字で未読マークが表示されています。
このマークをクリックすると「未読」を先頭に表示します。 |
通信相手※ | 送信相手を表示します。
この「送信相手」をクリックすると「送信相手」毎に表示します。 |
迷惑マーク | Thunderbirdが判断した迷惑マークを表示します。
このマークをクリックすると迷惑マーク順で表示します。 |
送信日時※ | 送信日時を表示します(受信日時と同じです)
この「送信日時」をクリックすると下記がトグルで変わります。 ・昇順:古いメール→新しいメール ・降順:新しいメール→古いメール |
※印が付いた項目が最低限表示した方が良い項目です。
2.受信トレイのビューの設定
ビューとは
・メッセージ選択エリアの「表示項目」
・メールの「表示順番」
・スレッド(会話)表示か否か
から構成されます。
1.「メッセージ選択エリア」の表示項目を変更する
メッセージ選択エリアを右クリックし表示項目に✓を付けます。
■上記は「スレッド」、「添付」、「通信相手」、「送信日時」に✓を付けた画面になります。
2.表示順番を変更する方法
Thunderbirdの表示順番のデフォルトは昇順「古いメール→新しいメール」です。
これを降順「新しいメール→古いメール」)に変更するには「送信日時」をクリックします。
3.スレッド表示をやめる方法
Thunderbirdのデフォルトはスレッド(会話)表示です。
このスレッド表示を止めるためには「スレッド」マークをクリックします。
3.他のフォルダにビューをコピーする方法
2項での設定はあるメールの「受信トレイ」のビューを変更しただけです。
当該メールの他のフォルダや他のメールのフォルダのビューはデフォルトのままです。
そこで「受信トレイ」のビューを他のフォルダやメールにコピーする方法を解説します。
1.操作メニュの説明
メッセージ選択エリアを右クリックするとメニュの下の方に下記メニュがあります。
■他のフォルダーにも適用
このメニュは「表示項目だけ」を他のフォルダや他のメールにコピーします。
■現在のビューを適用
このメニュは「表示項目」に加えて「表示順番」等も含めて他のフォルダや他のメールにコピーします。
よって一般的には「ビュー」を利用します。
2.具体的な操作方法
メッセージ選択エリアを右クリックします。
■「現在のビューを適用」にカーソルを合わせフォルダ全体にカーソルを合わせます①
■メールが表示されるのでコピーするメールにカーソルを合わせます②
■メールにフォルダ一覧が表示されるのでメールをクリックします③
■選択が完了すると確認画面がでます。
OKでビューがコピーされます。
以上で受信フォルダのビュー情報が他のフォルダやメールに適用されます。