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2024年10月16日

Cloudflare ZeroTrustのGatewayで[アダルトコンテンツ]をブロック

下図は[Zero Trust]に接続されたWARPクライアントの概念図です。

■Cloudflere社は全世界のインターネット通信を常時監視しており、そのレポートを[­­Cloudflare Rader]として公開しています。

またここでは総てのWEBサイトを[セキュリティカテゴリ]と[コンテンツカテゴリ]で分類しています。

■[WARP]クライアントが貴方の[セキュリティ空間]に[認証]され接続されると、[WARP]クライアントと[Gateway]間がVPN接続されます。

■この[Gateway]では下記の仕掛けが利用できます。

①[­­Cloudflare Rader]の[セキュリティカテゴリ]情報を利用して、セキュリティリスクがあるサイトをブロックする。

②[­­Cloudflare Rader]の[コンテンツカテゴリ]情報を利用して、会社として許可しないカテゴリをブロックする。

③ブラウザ分離機能[TLS decryption]を利用して、セキュリティリスクがあるサイトを無害化する。

④[AV scanning]機能を利用して、アップロードやダウンロードするファイルのウィルスチェックをする。

⑤貴方のセキュリティ空間専用のDNSリゾルバ[DNS Locations]を作成する。

 

ここでは上記の②の[コンテンツカテゴリ]と、⑤のDNSリゾルバ機能を使ったアダルトコンテンツのブロック方法を解説します。

1.アダルトコンテンツのブロック運用を理解する

2.セーフサーチ機能をONにする

3.コンテンツカテゴリでアダルトサイトをブロックする

4.Youtubeを制限付きモードをONにする

1.アダルトコンテンツのブロック運用を理解する

アダルトなコンテンツを表示させない方法としては、まず始めにDNSリゾルバのセーフサーチ機能でフィルタにかけ、ここから漏れたものを[コンテンツカテゴリ]の[Adult Themes]でブロックするという考え方になります。

 

1.検索エンジンのセーフサーチ機能を強制させる。

これは汎用DNSリゾルバの[1.1.1.3]のセーフサーチ機能を貴方のセキュリティ空間専用のDNSリゾルバにも適用させるものです。

これはブラウザでアダルトなキーワードを入力しても、記事タイトル自体が表示されない機能になります。

しかし、これが制御できる検索エンジンは[Google]、[Bing]、[DuckDuckGo],[Yandex]だけです。

­ ­ブラウザと検索エンジンの関係

ブラウザはどの検索エンジンを利用するか?を選択する事ができます。

下記はデフォルトの検索エンジンです。

・Google chrome:Google

・Microsoft Edge:Bing

・Mozilla Firefox:Google

しかし、上記以外のYahoo! Japanを検索エンジンに利用すると上記のセーフサーチは機能しません。

 

2.[­­Cloudflare Rader]の[コンテンツカテゴリ]が[Adult Themes]のサイトをブロックする。

セーフサーチから漏れたコンテンツは[DNSポリシー]に[Adult Themes]を[BLOCK]するポリシを設定する事によりブロックします。

この機能はアダルトなキーワードで検索すると、記事タイトルは表示されるがアクセスしようとするとブロックされる機能です。

又、ブロックの方法には下記の2つがあります。

①明示ブロック

下記の様に明らかにブロックされている事が判る画面なので、ブロックを解除したい場合は[ブロックされるサイトのアクセス許可]を行う事によりブロックを解除できます。

②サイレントブロック

サイレントブロックは下記の様な画面が表示されますが、これはブロックされたのか否かが良く分からないブロック方法です。

両方を運用して見た結果、広告等を表示しているWebサイトでは[Adult Themes]と勘違いされるサイトもかなりあるので、[明示ブロック]で運用し、もし勘違いされたサイトはブロックを解除する方法ががお勧めになります。

 

3.ブラウザのYoutubeに制限付きモードを強制させる。

これはセーフサーチ機能のYoutube版になります。

セーフサーチと同様にアダルトなコンテンツ自体が表示されない機能になります。

対象ブラウザに制限はありませんが、Youtubeアプリには適用されません。

 

2.セーフサーチ機能をONにする

ここでは[Split Tunnels]を[Include]で運用する事を想定しています。

よって、セーフサーチ機能の設定は[DNSポリシー]で行います。

1.ポリシー設定画面の起動

[Gateway → Firewall Policies]を実行します。

下図の[DNS]タブを選択し、[+ Add a Policy]ボタンを挿入します。

 

2.ポリシーの設定

①[Name your policy]欄の設定

■任意の名前を付けます。例)セーフサーチ設定

②Build an expression欄

ここに[Safe Search]するドメインの情報を入力します。

■Value欄は[google.com]追加し[Enter]で確定させ、他のドメインも追加します。

Selector Operator Value
▼から[Domain]を選択 ▼から[in]を選択 google.com

bing.com

duckduckgo.com
yandex.com

③Select an action欄

[Action]に[Safe Search]を選択します。

④登録

画面右下の[Save Policy]ボタンを挿入すると下図が表示されます

 

3.設定の確認

ポリシーのON/OFFでセーフサーチの設定を確認して下さい。

検索エンジン 確認URL
Google [https://www.google.com/safesearch]をアクセスします。セーフサーチ画面が表示されますがOFFには出来ません。
Bing [https://www.bing.com/account/]をアクセスします。セーフサーチ画面が表示されますがOFFには出来ません。
duckduckgo [https://duckduckgo.com/settings]をアクセスします。

セーフサーチをコントロールできますがセーフサーチ機能は働いています。

実際に[ヌード 動画]等で検索するとセーフサーチが機能している事が確認できます。

yandex [https://yandex.com/tune/?retpath=https%3A%2F%2Fyandex.com%2F]をアクセスします。Family modeになっている事が確認できます。

 

3.コンテンツカテゴリでアダルトサイトをブロックする

ここでは[Split Tunnels]を[Include]で運用する事を想定しています。

よって、セーフサーチ機能の設定は[DNSポリシー]で行います。

1.ポリシー設定画面の起動

[Gateway → Firewall Policies]を実行します。

下図の[DNS]タブを選択し、[+ Add a Policy]ボタンを挿入します。

 

2.ポリシーの設定

①[Name your policy]欄の設定

■任意の名前を付けます。例)アダルトドメイン

②どのカテゴリをブロックするのか条件を設定します。

[Build an expression]の下図の[Traffic]欄にブロックする条件を設定します。

■[Selector]の▼から[Content Categories]を選択します。

■[Operator]の▼から[in]を選択します。

■[Value]でブロックするカテゴリを指定します。

[Adult Themes]で検索し✓します。

③ブロックの指定

下図の[Select an action]の[Action]欄の▼で[Block]を選択します。

④ブロック方法の設定

[Configure policy settings]欄で下記を設定します。

Filter by resolved IP category :ON

(グローバルIP指定の場合は逆引きでドメインを探して検査する)

Ignore CNAME domain categories :ON

(CNAMEで指定されているドメインは無視する)

Display block page :ON

[Show a custom message]に✓し[Custom message]欄にブロックした時に表示するメッセージを入力します。

例)このサイトはアダルトコンテンツと判断されました。違う場合は連絡をください。

その他のブロックオプション

Display block notification for WARP Client

この機能はブロックの情報をもっと詳細に連絡できる機能ですが、Enterprise版が必須で、無償版では利用できません。

⑤保存する

画面の右下の[Save Policy]ボタンを挿入すると下図が表示されます。

 

3.設定の確認

設定が行われたかはCloudflreのテストURLで確認します。

https://adultthemes.testcategory.com

 

4.Youtubeを制限付きモードをONにする

ここでは[Split Tunnels]を[Include]で運用する事を想定しています。

よって、Youtubeの制限モードの設定は[DNSポリシー]で行います。

1.ポリシー設定画面の起動

[Gateway→Firewall Policies]を実行します。

下図の[DNS]タブを選択し[+ Add a Policy]ボタンを挿入します。

 

2.ポリシーの設定

①[Name your policy]欄の設定

任意名称を入力します。例)Youtube制限

②Build an expression欄

下表で設定します。

Selector Operator Value
[Domain]を選択 [in]を選択 youtube.com

③Select an action欄

[Action]に▼から[YouTube Restricted]を選択します。

④登録

画面右下の[Save Policy]ボタンを挿入すると下図が表示されます。

 

3.設定の確認

https://www.youtube.com/をアクセスする。
②画面の右上のアイコン又はメニュをクリックする

下図の様に制限付きモードがONになっている事が確認できます。

 

以上でこのドキュメントの説明は完了です。

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