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2024年08月29日

Cloudflare ZeroTrustにローカルネットワークを接続する


下図は[公開DNSの①②]及び[ローカルリソースの③④]と[セキュリティ空間]の接続図です。

①の矢印は公開DNSから[A又はAAAAレコード]でWebサーバを接続する方法です。

②の矢印はWebサーバをトンネル経由で公開DNSに[CNAMEレコード]で接続する方法です。

トンネルを使ったWebサーバの構築方法は[Webサーバをトンネルで接続する方法]を参照して下さい。

③④がここで行う事で上図の[192.168.1.0/24]と[192.168.10.0/24]ネットワークを[セキュリティ空間]と接続します。

 ネットワークの豆知識

IPv4アドレスは32ビットで、これを8ビット単位に区切って192.168.1.100の様に表記します。

192.168.1.0/24の後ろの「24」はネットワーク部が24ビットで192.168.1である事を表します。

マスクビットの[255.255.255.0]と同じです

よって[192.168.1.0/24]のネットワークは「192.168.1.0~192.168.1.255」というIPアドレス群のネットワークという意味です。

この様な表記方法を[CIDR]形式と呼びます。

ローカルネットワークを[セキュリティ空間]に接続すると、WARPクライアントからローカルネットワークの中にある各種リソースに、セキュアにアクセスする事ができる様になります。

 

1.ローカルネットワークをトンネル経由で[セキュリティ空間]に接続する

ここでは下記のトンネルが構築されている事を前提とします。

・[192.168.1.0/24]の中にあるサーバが[セキュリティ空間]とトンネル接続されている。

・[192.168.10.0/24]の中にあるサーバが[セキュリティ空間]とトンネル接続されている。

トンネルの構築方法は[Cloudflareとサーバ間にトンネルを構築する]を参照して下さい。

 

1.利用トンネルの選択

Zero Trustメニュの[NetworksTunnels]を実行し、対象サーバの[Tunnel name]をクリックし表示されたメニュから[Edit]をクリックします。

■右端にあるメニュをクリックし[Configure]を選択してもOKです。

 

2.ネットワークメニュの選択

表示された画面から[Private Network]タブを選択し、画面の中にある[+ Add a Private Network]ボタンをクリックします。

 

3.ネットワークをCIDRで設定します。

表示された下記画面に下記を設定します。

■CIDR欄:このサーバのネットワークをCIDR形式で指定します。

■Description欄:任意

画面の下にある[Save Private Network]ボタンを挿入します。

上記は[192.168.10.0/24]を登録したサンプルです。

 

同様に他のネットワークも登録します。

 

以上で[ローカルネットワーク]が[セキュリティ空間]にトンネル経由で接続されました。

次にWARPでインターネットやローカルネットワークをアクセスするやり方に[Exclude]と[Include]があります。

そこでまず[Zero Trustの[Exclude]と[Include]の違いを理解する]を参照して下さい。

 

以上でこのドキュメントの説明は完了です。

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Cloudflare ZeroTrustのGatewayで[コンテンツカテゴリ]をブロックすると会社としてアクセスを許可したくないサイトのアクセスをブロックする事ができます。

Cloudflare ZeroTrustのGatewayでブロックされるサイトをアクセスできる様にするためにはDNSポリシーに許可ポリシーを作成するとアクセスできる様になります。

Cloudflare ZeroTrustのGatewayを利用する為には[DNS Locations]と[Cert Pinning]設定を行う必要があります。

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少し前はCloudflareのZero Trustを利用すると地方自治体のHPがブロックされるという話題があったが現在は解決している

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Cloudflare ZeroTrustのGatewayで[セキュリティカテゴリ]をブロックするとデバイスに悪影響を及ぼす危険性があるサイトをアクセスする前にブロックする事ができるようになります。

Cloudflare ZeroTrustのGatewayのドメインブロックは①明示ブロックか②サイレントブロックを利用します。明示ブロックの場合はブロック画面をカスタマイズする事ができます。

Cloudflare Zero Trustの ­­Accessに Self-hosted は①公開DNSサーバにA/AAAAレコードで接続②トンネル経由のCNAMEレコードで公開DNSサーバと接続したWebサーバの管理者モード等を悪意のある第三者から守る為に利用します。

CloudflareのZero TrustのAccsessのPrivate networkは社内LANの中にあるルータ等の機器にアクセスする人を限定するアクセス方法で、WARPに設定されているIDで認証が評価されます。

CloudflareのZero TrustのAccsessのbookmarkでアプリランチャにアプリケーションを綺麗に並べるポイントは名前の付け方とCustumロゴを利用する事です。

Cludflare ZeroTrustのWARP環境下でSSH を利用する為には[Tera Term]を利用すると便利です。

Cludflare ZeroTrustのWARP環境下で WindowsでWebDAV を利用する為には、Windowsのレジストリを変更しHTTPでも利用できるようにする必要があります

CloudflareのZero trustのアプリランチャはAccesの中で定義したアプリを簡単にアクセスできる器で、利用できる人は[Settings]メニュの[Authentication]の[App Launcher]欄の設定で行います。

CloudflareのZero TrustでWARPのローカルアクセスをIPアドレスでなく、ローカルドメインでアクセスする為にはLocal Domain Fallbackを利用して設定します。

CloudflareのZero TrustのWARPの[Exclude]運用は大手企業向けの設定です。中小企業は[Include]運用がお勧めです。

CloudflareのZero TrustのWARPは[Include]運用がお勧めです。これを利用するとデバイスが社内にあろうが外部に持ち出そうが関係なしに常にローカル環境にある様に操作できるようになります。

CloudflareのZero TrustのWARPの運用には[Split Tunnels]の[Exclude運用]と[Include運用]があります。中小企業では制限事項が少ない[Include運用]がお勧めです。

CloudflareのWARPクライアントは[1.1.1.1]と{Zero Trust}は同一ソフトです。但し{Zero Trust}と接続する時はCloudflare証明書のインストールが必要となります。

CloudflareのWARPクライアントを[Zero Trust]と接続すると[TLS decryption]や[AV scanning]が働くようになりますが、これにはCloudflareの証明書が必須です。

CloudflareのZero TrustのWARPの利用ユーザの設定は[Settings]の[WARP Client]で行います。

CloudflareのZero TrustのGoogle認証は①認証に利用するGmailアドレスの場所②Google認証の挙動③Zero Trust側で管理される情報④WARPのセッションIDを変更する方法を理解する必要があります。

Zero Trust空間の認証にGoogle認証を利用する為にはIdPに[Google認証]を設定する事とZero Trust空間に入れるGmailユーザを限定する必要があります。

CloudflareのZero Trustの認証にGoogle認証を利用する場合は、管理者用のGmailアドレスのGoogle Cloudに[クライアントID]と[クライアントシークレット]を設定し、これを利用します。

無料のGmailを企業で利用するポイントはGmailアドレスの名称ルールを正しく理解し、ドットを上手く利用たアカウントを作成する事です。これによりCloudflareのZero Trustの認証に無償のGmailが利用できるようになります。

CloudflareのZero Trustとは、Cloudflareのネットワークに企業固有の[セキュリティ空間]を構築する事により[セキュアなローカルアクセス]や[ポリシーに基づくインターネットアクセス]ができる仕掛けで、キーはチーム名です。

これらの総てのキーが[チーム名]になります。