WordPressからメールを送る為に下記の様な色々なプラグインを利用してきました。
①WP Mail SMTP
■昔は簡単なプラグインだったが機能が拡張された時に障害が発生した段階で使用を断念。
②Gmail SMTP
■Googleが推奨するものだから良いと思い使っていたが、これも障害が発生した段階で使用を断念。
そこで、現在は昔の様に構造が単純なWP SMTPプラグインを利用しています。
③WP SMTP
ここでは[WP SMTP]を利用する方法を解説します。
1.Gmailからアプリパスワードを取得する
下記手順でアプリパスワードを生成します。
1.Googleアカウントにログインする
ブラウザで[https://account.google.com/]をアクセスし、SMTPに利用するGmailアドレスにログインします。
2.2段階認証をONにする
セキュリティメニュから
①[2段階認証プロセス]をクリック
②[2段階認証プロセスと有効にする]ボタンを挿入
③携帯番号を入力し、2段階認証を有効にします。
3.アプリパスワードを作成する
以前はUIから起動できましたが、現在は下記URLから起動します。
①[https://myaccount.google.com/apppasswords]を実行します
下記画面が表示されます。
■アプリ名:Worepress ※任意名称を入力します
■[作成]ボタンを挿入します。
②アプリパスワードの保存
下図のアプリパスワードが表示されます。
このパスワードはあとから参照できないのでメモ帳等に保存します。
③完了ボタンを挿入します。
下記画面が表示されされアプリパスワードが作成された事が判ります。
上記の[Gmailアドレス]と[アプリパスワード]をWP SMPに設定します。
2.WP SMTPのインストールと設定
1.プラグインを追加する
新規プラグインを追加で[WP SMTP]で検索します。
下図のプラグインを[今すぐインストール]と[有効化]を実行します。
2.プラグインの設定を行います。
メニュに表示される[WP SMTP]を実行し、表示された画面に下記を設定します。
番号 | 項目 | 設定値 |
① | From |
メールを送る時のメールアドレスを入力します。
普通は⑦のアドレスになります。 |
② | From Name | ①のメールの前につける日本語名を指定します |
③ | SMTP Host | smtp.gmail.com |
④ | SMTP Secure | TSLを選択します |
⑤ | SMTP Port | 587 |
⑥ | SMTP Authentication | yesを選択します |
⑦ | Username | SMTPで利用するGmailアドレスを指定します |
⑧ | Password | 上記のアプリパスワードを入力します |
⑨ | Delete Options | プラグインを削除した時に上記の設定値もクリアする場合は✓します。 |
⑩ | Disable Logs | 送信ログを残さない場合は✓します。 |
■上記の設定が完了したら[変更を保存]を実行します。
3.メール送信をテストします。
画面の下にあるテストを利用してメール送信をテストします。