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2025年05月30日

CloudflareのCDNの詳細設定(Speed)

ここではCloudflareのCDNの[Speed]メニュの詳細を解説します。

 

[Speed]メニュ には下記のサブメニュがあります。

サブメニュ 概要
1.Observatory(計測) Webサイトの性能を測定する所です
2.最適化 Webサイトのスピードに関連する設定を行う所です。

下記に各項目を解説します。

1.Observatory(計測)

ここではWebサイトを[ボッドによる合成テスト]と[実際のサイト性能]で計測するする事ができます。

無償版では30回/月まで計測できます。

 

計測を行う場合は[セキュリティ→ボッド]の[ボット ファイト モード]をOFFしてから実行して下さい。

これを行わないと[ボッドによる合成テスト]でエラーがでて計測できません。

­ ­メモ

Cloudflare自身が色々なボッドを利用しています。

よってObservatoryで利用するボッドが[ボット ファイト モード]で引っかかるのはおかしいので、今後は改善されるのではないかと思っています。

 

下図は実際に計測したサンプル画像です。

■右上にあるボタンで[Desktop]と[Mobile]を切換える事ができます。

①[合成]タブ

ここにはCloudflareのボッドがサイトをアクセスした結果が表示されます。

スコアが悪い場合は改善点のコメントを見て対処します。

 

②[実際のユーザ測定値]タブ

実際の訪問者(リアルユーザー)によるページロードの統計データが収集、表示されます。

ユーザがどの様に感じているのか?の判断ができます。

 

2.最適化

最適化はWeb サイトやアプリケーションを高速化する為の設定が行えるメニューです。

下図の[推奨事項]タブにある[利用可能なすべての設定を有効にします]ボタンを挿入すると、無償版で利用できるすべての機能をONにしてくれます。

その結果、下記の項目の中で無料版で利用できるものを総てONにしてくれます。

項目の中にはONになっていてもサーバ等の環境の関係で機能しない物もありますが、問題はありません。

イメージの最適化

無償版では利用できる機能はありません。

 

コンテンツの最適化

ONになる項目は下記です。

Speed Brain

Speed Brainは、ユーザーが次に訪問する可能性の高いページを予測し、事前にそのコンテンツをブラウザのキャッシュにプリフェッチ(先読み)することで、Webページの読み込み時間を最大45%短縮する機能です。ChromeやEdgeなどで利用できます。

 

Cloudflare Fonts

WebサイトがGoogle Fontsを利用していた場合、フォントをGoogleのサーバーからではなく、サイト自身のドメインから直接提供することで、ユーザープライバシーの強化とサイトパフォーマンスの向上を図る機能です。

 

Early Hints

Early Hints(アーリーヒント)は、HTTPステータスコード「103」を利用して、サーバーが最終的なレスポンスを準備している間に、ブラウザに対して事前にリソースのプリロードやプリコネクトの指示を送る機能です。

これにより、ブラウザは主要なリソースの読み込みを早期に開始でき、Webページの表示速度を向上させることが可能です。

 

Rocket Loader

Rocket Loaderは、JavaScriptの読み込みを非同期化等の手法で最適化することにより、Webページの読み込み速度を向上させるツールです。

 

プロトコルの最適化

ONになる項目は下記です。

HTTP/2

クライアントとCloudflare間の通信を効率化するプロトコルです。

 

HTTP/2 からオリジン

Cloudflareとオリジンサーバー間の通信を効率化するプロトコルです。

但し、オリジンサーバがトンネル接続の場合は利用されません。

 

HTTP/3 (QUIC 使用)

HTTP/3 は、インターネット通信プロトコルの最新バージョンであり、QUIC プロトコル上に構築されています。

従来のHTTP/1.1やHTTP/2がTCP(Transmission Control Protocol)を使用しているのに対し、HTTP/3はUDP(User Datagram Protocol)を基盤にしているため、速度と効率が向上しています。

但し、オリジンサーバがトンネル接続の場合は利用されません。

 

0-RTT 接続再開

0-RTT接続再開は、TLS 1.3の機能の1つで、クライアントとサーバー間で以前に確立したセッション情報を再利用し、通信のラウンドトリップをゼロに抑える技術です。

これにより、新しい接続をほぼ瞬時に確立でき、特に遅延の大きなネットワーク環境でのパフォーマンス向上に寄与します。

 

その他

ONになる項目は下記です。

AMP Real URL

AMP Real URLは、Googleが提供するAccelerated Mobile Pages (AMP) フレームワークの一部で、AMPページのURLをより信頼性のあるものにするための仕組みです。

これにより、ユーザーがAMPページを閲覧する際に、AMPキャッシュのURLではなく、オリジナルのドメイン(パブリッシャーのドメイン)が表示されるようになります。

 


上記ドキュメントはClodflareのCDNの解説資料の一部で全体像はCDNドキュメント一覧を参照して下さい。


 

以上でこのドキュメントの説明は完了です。

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