このサイトの訪問者が表示されている広告をクリックすると、私に報酬が入る仕掛けが「Google AdSense」です。
「広告をクリックして×××したら、お金をお支払いします!」というアフリエイトとは少し異なります。
Google AdSenseを開始する前に覚えなければいけないポイントは下記になります。
①Webサイトの所有者が提供するのは「広告枠だけ」
②この広告枠にGogleが広告主の要望を聞いて広告を表示します。
③表示される広告は下記になります。
・サイトの特徴に基づく広告
・閲覧者の特徴に基づく広告
この広告がクリックされるとWebサイトの所有者に広告料が支払われます。
④広告収入は広告をクリックした広告料だけか?
クリック単価以外に下記の広告料が支払われますが、微々たる金額です。
・1000広告が表示された時に支払われるCPM単価
・海外サイトからたまに表示されるインプレッション(Webに表示される)単価
それでは具体的に解説していきます。
1.Googleとはどの様な会社でしょうか?
まずはGoogleという会社の特徴を理解しましょう。
Googleは企業からの広告収入で莫大な利益を得ている企業です。
代表は検索エンジンで、利用者がこのエンジンを使う過程で、どの様な事に興味があるか?を常に把握しています。
また最近ではスマートフォンのGPS機能の普及により、利用者が何時、何処に行ったのか?までも把握しています。
メモ
世の中で何か事件が起こると警察は聞き込みと称し関連者を洗い出しますが、被害者と関係性が薄い人物の洗い出しは難しいのが現実です。
しかし最近は犯罪者でもスマホは持っているので、場所と時間さえ判ればGoogleが調べようと思ったら誰がそこにいたのか?も調べられるはずです。
しかし、この様な事をしませんよ!個人情報はこの範囲で使います!と宣言するのがGoogleのプライバシーポリシーです。(下記URL参照)
しかし、そのような宣言は信じられないので、中国やロシアが独自の検索エンジンを作るのも判る気がします。
尚、上記の個人情報はGoogleアカウント(Gmailメールアドレス)単位で収集されています。
2.Google AdSenseの基本的な仕組み
Google AdSenseは、Webサイトの所有者がGoogleに「広告枠」を提供します。
Googleは広告主から依頼された広告をこの「広告枠」に表示します。
サイト訪問者がこの広告をクリックしたら、Webサイトの所有者に広告宣伝費が支払われます。
Webサイトの所有者がこの様な広告を表示したい!という指定はできません。
3.それでは、どの様な広告が表示されるのか?
AdSenseは「広告枠」があるウェブページをさまざまな要素(キーワード分析、語句の使用頻度、フォントサイズ、ウェブ全体のリンク構造など)で分析します。
一方、広告主は依頼する広告を、何処に表示して欲しいか?をGoogleに依頼します。
依頼の仕方には、下記の3つがある様です。(これはAdSenseヘルプの情報です)
①プレースメント ターゲティング
これは、この様な「広告枠」に表示して欲しいと依頼する方法です。
URLをダイレクトに指定しても良いようですが、「この様な広告枠」という形で依頼するとAdSenseが判断した広告枠に表示されます。
②パーソナライズド ターゲティング
これは、この様な「人」に表示して欲しいと依頼する方法です。
Googleは、Googleアカウント毎に利用者が興味を持っている分野を分析しています。
すなわち、Webページの属性とは関係なしに、アクセスした人の属性で広告が表示されます。
メモ
Googleは「広告を表示される側」にも、選択肢を用意しています。
上記のURLをクリックすると、このGoogleアカウントが興味を持っているジャンルが表示されます。
ここで、この興味項目を削除するとか、何故この興味がリストされたのか?等の分析も行えるようになっています。
PCやスマホで「表示して欲しくない広告」が表示される人は、この設定を見直すと良いです。
③ネットワーク掲載ターゲティング
これはGoogleが提供するサービス(YouTubeやGmail)や、Googleのパートナサイト(ライブドアブログや食べログ)に広告を掲載する時に使う物の様です。
4.AdSenseの広告収入とは
広告収入の基本は下記になります。
①クリック単価
訪問者が広告をクリックした時に支払われる広告料
これが基本収入です。
しかし、上記以外に広告が表示されるだけで支払われる広告料もあります。
②CPM単価
広告が1000回表示された時に、支払われる広告料
ご苦労さん!料みたいなものです。
③アクティブビューのインプレッション単価
表示されるだけで発生する広告料で1円とか2円の物
海外からの広告がこれにあたります。